インタビュー

「相続総合支援サービス」とのことで、相続で専門家の力を必要としている方や、ご自分である程度対応される方へのアドバイスなど幅広い方に対応しているようですが、どのようなご相談が多いのでしょうか。また、他のサイトが対応していないことで、こんなことも対応できますということがあればお教えください。

相続のご相談の内容は、大きくは2つに分けることができます。

一つは、相続が発生したけれど、どこから手続きをしていけばいいのかで困っておられるケース。もう一つは、相続人のみで手続きを始めたけれど、どこかの段階で行き詰まってしまったケースです。

1番目のケースでは、無料相談等の詳細なヒヤリングから必要な手続きとサポートの内容をご提示いたします。早い段階からお手伝いさせていただくことにより、相続手続き全般に渡って「円満な相続の実現」を目標にした効果的なサポートが可能となります。

「相続手続トータルサポートプラン」等の各種相続サポートプランの中からお客様に最適なプランをご利用いただいております。

2番目のケースでは、時間をかけてしっかりとお客様の状況をお聞きし、分析することが重要だと考えております。どこで問題が生じているのか、そこに至る経緯はどうだったのかを明らかにしてそれぞれのケースに最適の解決方法を見つけて行きます。この場合、お客様が必要とされるサポートの内容も個々に異なりますので、各種サポートプランに当てはまらない場合も、必要とされるサポートのみを組み合わせて柔軟にかつ効果的にサポートいたします。

私たちは20年前後に亘る豊富な実務経験と長年の信頼関係で築きあげた各種関連士業とのネットワークを駆使して、お客様をサポートさせていただきます。他士業との連携が必要な場合は、この強固なネットワークであらゆるご要望に対応いたしておりますので、相続・遺言の事ならどんなことでも、まずは、私たちに相談していただきたいと思っております。

また、大阪・相続遺言相談パートナーでは、無料相談でのヒヤリング内容を整理し「相続手続個別診断シート」を無料で作成してお渡しいたしております。「相続手続個別診断シート」は、相続手続スケジュール表、簡易相続関係説明図、簡易相続財産目録等で構成されており、今後の相続手続に役立つとご好評いただいております。

これは、無料相談に使っていただいたお客様の時間を無駄にせず、最大限に活用していただきたいとの思いから、ご依頼の有無にかかわらず行っております。ご自身では整理しづらい相続の全体像を把握するためにも、お気軽に無料相談にお越しください。

「大阪エリアの相続支援で一番と言われるように常に全力投球」というキャッチコピーが目にとまります。夜間・土日の相談が可能など、お客様本位のサービスが盛りだくさんという感じですが、これは皆さんが相続に多く関わってきた経験から生まれてきたものでしょうか。

私たちは、士業はサービス業であると考えております。相続手続きは種類も多く、専門的な知識を必要とするものですが、時間と労力を惜しまなければ、専門家の力を借りないで行うことも不可能ではありません。

それゆえに、私たちはご依頼いただいた手続きを迅速かつ正確に行うことは当然の事であり、それだけでは依頼していただいたお客様に対するサービスとしては不足していると考えます。

お客様の時間と労力の負担をできるかぎり軽減し、無駄な出費を少なくすることが、必要不可欠なサービスであると考えております。

無料相談におきましても、お忙しいお客様にご利用いただきやすいように、土日・祝日や夜間もご利用いただけますし、無料の出張相談を積極的に行うことにより、お客様のご負担を軽減することに努めております。

また、私たちは「円満な相続を実現すること」を目標に、相続・遺言のサポートをさせていただいております。

お客様目線に立った親切丁寧な対応を心がけ、お気軽にご相談いただける環境を整えることにより、お客様との間にしっかりとした信頼関係を構築することを心がけております。

そのうえで、数多くの実務経験から得たノウハウに基づくアドバイスやサポートをさせていただくことにより、円満な相続を実現させるよう全力でお手伝いしております。

遺言について一般の方はどのようなタイミングで進めたらよいか迷われる事が多いようですが、何かアドバイスはございますか。また「遺言相談会」を定期的に開催されているようですが、どのような方に参加してほしいですか。

遺言書を作成されない方に理由を尋ねると「家族円満なので相続でもめる心配はない」「遺言書を作成するほどの財産はない」そんな答えが返ってきます。

しかし、遺産が少なくても、それまで家族円満であったとしても、相続の場面でもめることはめずらしくありません。

長年にわたり相続手続をサポートさせていただいてきて「遺言書があれば相続トラブルを防止できたのに」そう思ったことは数知れません。

相続トラブルを防止するには、相続発生前に対策を講じておくことがとても重要です。遺言書を作成しておくことは、その相続対策の中でも最も効果的なものです。

相続に関するトラブルが生じる大きな原因が、故人の想いが相続人に伝わっていないことだと思います。各相続人が故人の想いを勝手に解釈することから、軋轢が生じトラブルに発展するのです。これを防止するには遺言書の作成が重要です。

遺言書は、単に遺産の分け方を指定するだけのものではなく、故人の想いを伝え相続トラブルを防止するという重要な役割をもっています。遺言書を作成するということは亡くなられた方から残された家族への感謝や思いやりを示すという行為にほかなりません。それゆえに、相続人も故人の最後の想いを尊重しようとするので、遺産分割のトラブルのみならず感情面のトラブルも防止することができるのです。いわば、遺言書は、残された家族を相続トラブルから解放する、亡くなられた方からの最後の贈り物だと思います。

私たちは、こういった遺言書作成の意義や効果、作成方法等を丁寧に説明し、ご質問などにもお答えする「遺言相談会」を定期的に開催しております。通常の無料相談では、相続人の方か、もしくは遺言書の作成を検討されているご本人様とそのご家族様を対象とさせていただいておりますが、「遺言相談会」では、遺言にご興味をお持ちの方なら、すぐには遺言書の作成を予定されていない方でもご参加いただけます。今後は、開催回数を増やしてゆく予定ですので、お気軽にお問い合わせください。

相続放棄について3か月を過ぎた方もあきらめないでくださいとのことですが、具体的にはどういった状況が考えられるのでしょうか。

相続手続には、期限のあるものがいくつもあります。その中でも特に気をつけなくてはいけないものが相続放棄の期限です。故人にいくら莫大な負債があっても、相続放棄すれば、相続人はその負債を引き継ぐことはありません。相続放棄の効果は絶対的です。しかし、相続放棄するには、原則として「自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内」に相続放棄申述の手続きをする必要があります。期限を過ごしてしまえば相続放棄することができず、相続人が大きな不利益を受けることがあります。

故人が連帯保証人になっていたが、相続人がその事実を知らなかったケースで、故人の死後3か月以上経過してから、突然に債権者から相続人が請求を受けることがあります。このような場合には、「3カ月経過しているから相続放棄できない」とあきらめないで、すぐに私たちに相談してもらいたいのです。一定の要件をクリアすれば期限の経過した後でも相続放棄が認められるケースがあるからです。

また、故人の借金がサラ金(消費者金融)やクレジット会社からの借り入れである場合は、取引期間によっては過払い金(過払利息)が発生している可能性があります。このようなケースでは、場合によっては残債務がゼロになるどころか、払い過ぎた利息を取り戻すこともできます。

このように相続放棄の期限経過後の債権者からの請求に対しても、対処方法はいくつも存在します。私たちは、長年の実務経験から蓄積されたノウハウを活用して、全力でサポートいたしますので、決して簡単にあきらめないで、一刻も早く相談していただきたいと思っております。

最後にこのホームページを見て御事務所にご依頼しようと思っている方に一言ご挨拶をお願いします。

相続は何度も経験するものではございません。しかし、相続のサポートをする私たちは経験豊富でなければならないと思います。相続の現場というのは、とても微妙な心理が交錯する場です。法律や知識をあてはめるだけでは、手続きをスムーズに進め、「円満な相続を実現すること」は難しいものです。

私たちは、豊富な実務経験と徹底的にお客様目線に立つことにより、様々な相続案件に対し柔軟にかつ適切にお客様をサポートし、「円満な相続を実現すること」を目指しております。ご相談していただくことが問題解決の第一歩となりますので、是非お気軽にご相談下さい。よろしくお願いいたします。

インタビュー:問題解決できるホームページ(http://www.1980.jp/)